コース目次 / 第3章

まとめ — OSとの境界を、覗く目

straceで見たwrite()の呼び出しと、システムコールが引数と返り値を持つ契約であることを畳みます。次のコース(mini-proc)への橋渡しをします。

第3章 / 全4章目安 約3分この章のゴール: このコースの要点を畳み、次のコースへの道筋を持つ

たった1行のwrite()の裏に、動的リンクという大きな下準備があること。そして、システムコールが曖昧さのない、引数と返り値を持つ契約であること。この2つを、自分の目で確かめました。

mini-syscall・早見表

straceの使い方 用途
strace ./プログラム 発行される全システムコールをそのまま見る
strace -e trace=write ./プログラム 特定のシステムコールだけに絞り込む
strace -c ./プログラム 種類ごとの呼び出し回数・所要時間を集計する

「動いて当たり前」に見える処理も、内側ではOSとの明確なやり取りがあります。この視点は、mini-procで見るプロセスの構造や、sec-cで見るメモリ管理の話にもつながります——どちらも、システムコールというOSとの境界の、もう少し先の話です。

次の道

次はmini-procで、システムコールを発行しているプロセスそのもの——その仮想メモリの構造——をのぞきます。

お疲れさまでした。プログラムがOSに何を頼んでいるか、もう見えないブラックボックスではありません。

こうなっていればOK

この章で卒業です。

この章はまだ完了していません。