コース目次 / 第1章

持ち帰り準備 — Rubyを用意する

Macは確認だけ、WindowsはRubyInstallerで入れます。作業フォルダまで。

第1章 / 全5章目安 約20分この章のゴール: ターミナルで ruby -v がバージョンを表示する
お使いのパソコン
手順が切り替わります
お使いのエディタ
ファイル操作が切り替わります

ここからはあなたのパソコンの中の話です。

Mac をお使いの方

Macには最初からRubyが入っています。この章は確認だけで終わります。

Windows をお使いの方

Windowsには公式のインストーラがあります。20分ほどで終わります。

今日のゴール

ターミナルで ruby -v を打つと、バージョンが出ること。それだけです。

ターミナルを使います。初めての方は、コース2の第0章「準備」に、打つコマンドが実質4つしかないことの説明があります。不安なら先にそちらを覗いてください(このコースに戻ってこられます)。

1. Rubyを用意する

まずターミナルを開きます。

VS Code をお使いの方

VS Code を開き、メニューの「ターミナル」→「新しいターミナル」を選びます。

ターミナル派の方

「ターミナル」を開きます(Launchpad の「その他」の中、または Spotlight で ターミナル と検索)。

スタートメニューで PowerShell と検索して「Windows PowerShell」を開きます。このタブの手順は PowerShell を前提にしています。

Mac をお使いの方

そのまま打ってみてください。

VS Codeのターミナルターミナル
ruby -v

行頭の $ は「ここからコマンド」という目印です。$ は打たないでください。

こう出る
ruby 2.6.10p210 (2022-04-12 revision 67958) [universal.arm64e-darwin26]

もう入っています。入れる作業はありません。

正直に、このRubyの話

これは古いRubyです。 2.6.10 は2022年で更新が止まったバージョンで、最新は4系です。しかもAppleは「将来のmacOSでは同梱をやめるかもしれない」と予告しています。irb を起動すると、こんな警告が出ることがあります。


WARNING: This version of ruby is included in macOS for compatibility with legacy software.

それでもこのコースはこれを使います。理由は2つ。(1) 15分の試食のために、バージョン管理ツールから入れさせたくない。(2) このコースで作るものは 2.6.10 で完全に動くので、新しいRubyを入れる理由が本当に無い。
「Rubyを続けよう」と思ったときが、新しいRubyを入れるときです。その入口は最終章の持ち帰りカードに書いておきます。

この制約は、教材の側が引き受けます。2.6.10 に無い新しい書き方(filter_map など)は一切使いません。公開前に、2.6.10 と最新版の両方で実際に動かして確かめています。

Windows をお使いの方

  1. ブラウザで RubyInstaller のダウンロードページ を開きます
  2. Ruby 4.0.6-1 (x64) を押します(約20MB)
  3. ダウンロードされた .exe をダブルクリックし、すべて初期状態のまま進めます

2つ並んでいるので、選び方に注意してください。ページには Ruby+Devkit 4.0.6-1 (x64) と Ruby 4.0.6-1 (x64) があり、公式は前者を勧めています。このコースでは後者(Devkitなし)で足ります。
Devkit は「他の人が作った部品(gem)を取り込むための道具一式」で、入れると数百MBのダウンロードと追加の設定画面が付いてきます。このコースは gem を一切使わないので、その手間を丸ごと省きます。
あとで gem を使いたくなったら、Ruby+Devkit 版を入れ直せば済みます。

インストールが終わったら、PowerShell をいったん閉じて開き直してから打ちます。

VS Codeのターミナルターミナル
ruby -v

行頭の $ は「ここからコマンド」という目印です。$ は打たないでください。

先頭が ruby 4. で始まる1行が出れば成功です(うしろに付く日付やリビジョン番号は、入れた版によって違います)。

正直に、バージョンの話

Windowsには新しいRuby、Macには古いRuby(2.6.10)が入ります。MacにはRubyが同梱されていて、それが古いままだからです。
このコースで書くコードは、どちらでも同じように動くものだけにしてあります。公開前に両方で実際に走らせて確かめているので、気にせず進んでください。

2. 作業用のフォルダを作る

VS Code をお使いの方

デスクトップに nikki という名前のフォルダを作り、VS Code で開いてください。日本語やスペースは使いません。

ターミナル派の方

フォルダを作って、そこに入ります。日本語やスペースは使いません。

ターミナル
mkdir ~/Desktop/nikkicd ~/Desktop/nikki

行頭の $ は「ここからコマンド」という目印です。$ は打たないでください。

~ は自分のホームフォルダを指す記号で、PowerShell でもそのまま使えます。

これ以降のコマンドは、すべてこのフォルダの中で打ちます。ターミナルを開き直したときは、まず cd ~/Desktop/nikki で戻ってきてください。

うまくいかないときは

「command not found: ruby」「‘ruby’ は認識されていません」と出る

VS Code をいったん終了して開き直してください。ターミナルを閉じて開き直してください。インストール直後は、開きっぱなしのターミナルが新しい設定を知りません。これで直らなければ、パソコン自体を再起動します。

Homebrew や rbenv で新しいRubyを入れてもいい?

すでに使っている方は、それでも構いません(このコースの手順はどちらでも同じです)。まだ入れていない方は、入れないでください。バージョン管理ツールの導入それ自体が、このコース全体より長い環境構築になってしまいます。

こうなっていればOK

卒業まであと3章です。

この章はまだ完了していません。