コース目次 / 第0章
試食 — GitHubを歩いてまわる
インストールなしで、GitHubに自分の住所を作って、他人の履歴を読んでみます。
インストールは要りません。この章はブラウザだけで終わります。
試食コーナー8本の中で、このコースにだけPlaygroundがありません。かわりに、GitHubという街を歩いてまわります。何かを作るのは次の章からで、ここでやるのは見て回ることと、自分の住所を1つ持つことだけです。
Git と GitHub は別のものです。Git はあなたのパソコンの中で、変化を記録していく道具。GitHub はその記録を置いておく場所であり、人に見せるための住所でもあります。
この章で触るのは GitHub(場所)だけです。Git(道具)は次の章で入れます。
1. アカウントを作る
ブラウザで GitHub を開き、右上の Sign up を押して案内どおりに進めます。聞かれるのはメールアドレス・パスワード・ユーザー名の3つです。
ユーザー名だけは少し考えて決めてください。このあと作るページの住所が https://ユーザー名.github.io/… になります。あとから変えられますが、変えると住所も変わります(前の住所へのリンクは切れます)。
迷ったら、短くて、名前かハンドルネームそのままがいちばん扱いやすいです。
2要素認証(2FA)を求められることがあります。GitHubは「コードを置く人」に2FAを必須にしていて、案内が出たらだいたい45日以内に設定することになります。スマホの認証アプリで設定できます。求められたら画面の案内どおりに進めてください。面倒に見えますが、ここはあなたの作品の入口なので、鍵はかけておくほうがいいです。
2. 他人のリポジトリを読む
ここが試食の本体です。リポジトリというのは「1つの作品と、その全部の歴史が入った箱」のことです。
ブラウザで microsoft/vscode を開いてください。あなたがコース1で使ったエディタ、その中身そのものです。
見てほしいのは3か所だけです。
(1) README — 箱を開けたときに最初に読まれる紙
ページを下にスクロールすると、説明の文章が出てきます。これは箱の中の README.md というファイルが、そのまま表示されているものです。
GitHubは、リポジトリを開いた人にまず README を見せます。第3章で、あなたも自分のREADMEを書きます。
(2) スター — 「いいね」の数
ページの右上に Star というボタンと数字があります。この作品を気に入った人の数です。桁を見てください。
(3) Commits — 歴史そのもの
ファイル一覧の右上あたりに、時計のような印と Commits という文字(または「〇〇 Commits」)があります。押してください。
日付と一言が、ずらっと並んだ一覧が出ます。これがこの作品の歴史です。1行が1回の「記録」で、コミットと呼びます。
どれでもいいので、1行を押してみてください。
緑と赤で色分けされた画面が出たはずです。緑が足された行、赤が消された行。この1回で、誰が、どのファイルの、どの行を、どう変えたのかが全部残っています。
この見た目、この教材の中でも見たことがあるはずです。コース1・コース2の「前の章からの変更」の枠は、これと同じ考え方で作ってあります。
これがGitの正体です。 変化を1回ずつ、消さずに積み上げていく。それだけの道具です。
3. 自分の場所を見にいく
ブラウザのアドレス欄に、自分のユーザー名を入れて開いてください。
https://github.com/あなたのユーザー名あなたのプロフィールページです。いまはほとんど空っぽで、緑の四角が並ぶ枠(記録した日のカレンダー)も真っ白なはずです。
第3章で、ここに自己紹介文と、あなたが公開したサイトへのリンクが並びます。
この道具の性格
| 感じたこと | Git / GitHub の考え方 |
|---|---|
| 履歴が全部残っている | 消さずに積む。だから「戻れる」。上書き保存とはここが違う |
| 1回ずつに一言が付いている | 記録には理由を添える。3か月後の自分と、他人のために |
| 誰でも中身を読める | 公開されたコードは読まれる前提。だから README が要る |
ここまでで分かること
「合わないかも」と思ったなら、それも収穫です。15分で分かったなら上出来で、それがこの試食コーナーの目的です。別の言語を試すのも、まったく正しい進み方です。
「もう少し触ってみたい」と思ったなら、次の章で Git をあなたのパソコンに入れます。ここから先は手元に残る道具を作ります。
持ち帰りに進む前に
次の章で入れるものと、かかる時間の目安です。
| 内容 | |
|---|---|
| 入れるもの | Git本体(Macは付属のもの、WindowsはGit for Windows) |
| ダウンロード | Windowsは約70MB。Macは初回だけ数分〜十数分の準備 |
| 時間の目安 | 30分 |
| 環境構築の重さ | ★☆☆〜★★☆(入れるのは簡単。GitHubにログインさせる一手間だけ少しあります) |
こうなっていればOK
あと3章で、あなたのサイトに公開URLが付きます。
この章はまだ完了していません。
保存できませんでした(プライベートブラウズ中かもしれません)。この端末に進捗は残りませんが、先へは進めます。