コース目次 / 第1章
持ち帰り準備 — Gitを入れて、名前を教える
Gitを入れて、記録に残す名前を設定し、GitHubに入れるようにします。
ここからはあなたのパソコンの中の話です。入れるものは1つ、設定するのは3行だけです。
今日のゴール
ターミナルに git version 2.50.1 のようなバージョンが出て、GitHubに送れる状態になっていること。
ターミナルを使います。初めての方は、コース2の第0章「準備」に、打つコマンドが実質4つしかないことの説明があります。不安なら先にそちらを覗いてください(このコースに戻ってこられます)。
5分やってうまくいかなかったら、いったん止めて構いません。試食に戻って別の言語を試すのも正しい選択です。あとで戻ってきてください。
1. Gitを入れる
まずターミナルを開きます。
VS Code をお使いの方
VS Code を開き、メニューの「ターミナル」→「新しいターミナル」を選びます。
ターミナル派の方
「ターミナル」を開きます(Launchpad の「その他」の中、または Spotlight で ターミナル と検索)。
スタートメニューで PowerShell と検索して「Windows PowerShell」を開きます。このタブの手順は PowerShell を前提にしています。
Mac をお使いの方
Macには入れる作業がありません。まず、そのまま打ってみてください。
行頭の $ は「ここからコマンド」という目印です。$ は打たないでください。
git version 2.50.1 のように出れば、もう入っています。次に進んでください。
出ないときは「コマンドラインデベロッパツールをインストールしますか?」というダイアログが出ます。「インストール」を押して、終わるまで待ちます(初回は数分〜十数分かかります)。終わったらもう一度 git --version を打ってください。
これは Apple が配っている開発者向けの道具一式で、Git もその中に入っています。Homebrew は要りません。すでに入れている方はそちらの Git でも構いません。
Windows をお使いの方
- ブラウザで Git for Windows のダウンロードページ を開きます
64-bit Git for Windows Setupを押します(約70MB)- ダウンロードされた
.exeをダブルクリックします - インストーラは画面が10枚以上ありますが、全部そのまま「Next」で構いません。最後に「Install」
1か所だけ見てほしい画面があります。「Choose a credential helper」という画面で、Git Credential Manager が選ばれていることを確かめてください(既定でそうなっています)。
これが第3章でブラウザを開いてGitHubにログインさせてくれる係です。ここを「None」にしてしまうと、あとで送れなくて詰まります。
インストールが終わったら、PowerShell をいったん閉じて開き直してから打ちます。
行頭の $ は「ここからコマンド」という目印です。$ は打たないでください。
git version 2.50.1.windows.1 のように出れば成功です。数字は違って構いません。
2. Gitに名前を教える
記録には「誰が」が必ず付きます。先に教えておきます。
行頭の $ は「ここからコマンド」という目印です。$ は打たないでください。
3行とも、あなたの値に置き換えて打ってください。 意味はこうです。
| 行 | 何を決めているか |
|---|---|
user.name |
記録に残る名前。本名でなくて構いません |
user.email |
記録に残るメールアドレス。下の注意を読んでから決めてください |
init.defaultBranch |
これから作るフォルダの、最初の枝の名前。GitHubの既定に合わせて main にします |
メールアドレスは公開されます。コミットに書いたアドレスは、GitHubに送った瞬間から誰でも読める状態になります。ふだん使っているアドレスをそのまま書くと、そこに迷惑メールが届くことがあります。
GitHubは身代わりのアドレスを1人に1つ用意してくれています。GitHubの Settings → Emails を開き、Keep my email addresses private にチェックを入れると、そのすぐ上に 12345678+ユーザー名@users.noreply.github.com という形のアドレスが表示されます。それを上の2行目に書いてください。
打ち終わったら、入ったか確かめます。
行頭の $ は「ここからコマンド」という目印です。$ は打たないでください。
3行が並んでいれば成功です。
–global は「このパソコン全体で」という意味です。1回やれば、この先どのフォルダでも効きます。
3. GitHubに送れるようにする
第3章で、作った記録をGitHubへ送ります。そのときあなた本人であることを1回だけ証明する必要があります。
Mac をお使いの方
Macには証明の係が付いていないので、GitHub公式の道具を1つ入れます。
- ブラウザで GitHub CLI の配布ページ を開きます
- ページ下部の
Assetsの中から、名前が_macOS_universal.pkgで終わるものを押します(約27MB) - ダウンロードされた
.pkgをダブルクリックし、すべて初期状態のまま進めます
終わったらターミナルを開き直して、ログインします。
行頭の $ は「ここからコマンド」という目印です。$ は打たないでください。
質問が何回か出ます。すべて Enter でそのまま進めて構いません(既定が GitHub.com → HTTPS → Login with a web browser の順に選ばれています)。
途中で 8文字の英数字が表示され、Enterを押すとブラウザが開きます。その文字をブラウザに入力し、緑のボタンで許可すれば終わりです。
✓ Authentication complete.
✓ Logged in as あなたのユーザー名パスワードはターミナルに打ちません。ログインはブラウザの中で完結し、あとは合鍵だけがMacのキーチェーンに保存されます。ターミナルにパスワードを打たせる手順が出てきたら、それは古い記事です。GitHubは2021年からパスワードでの送信を受け付けていません。
すでに Homebrew を使っている場合
brew install gh でも同じものが入ります。まだ Homebrew を入れていない方は、上の .pkg のほうが速いです。パッケージ管理ツールを入れること自体が、もう1つの環境構築になってしまうためです。
Windows をお使いの方
いま何もする必要はありません。
さっき入れた Git for Windows に、Git Credential Manager という係が一緒に入っています。第3章で初めてGitHubへ送るとき、この係が勝手にブラウザを開いてログインさせてくれます。1回済ませれば、次からは何も聞かれません。
パスワードはターミナルに打ちません。ログインはブラウザの中で完結します。ターミナルにパスワードを打たせる手順が出てきたら、それは古い記事です。GitHubは2021年からパスワードでの送信を受け付けていません。
うまくいかないときは
「command not found: git」「‘git’ は認識されていません」と出る
VS Code をいったん終了して開き直してください。ターミナルを閉じて開き直してください。インストール直後は、開きっぱなしのターミナルが新しい設定を知りません。これで直らなければ、パソコン自体を再起動します。
英語がずらっと出てきて怖い
Gitは出力が全部英語です。読むのは1行目だけで足りることがほとんどです。
そして大事なこととして、Gitは失敗したとき「次にこう打て」を一緒に出してくれます。困ったら、出ている英文の中に git で始まる行が無いかを探してください。だいたいそれが答えです。
こうなっていればOK
あと2章で、あなたのサイトに公開URLが付きます。
この章はまだ完了していません。
保存できませんでした(プライベートブラウズ中かもしれません)。この端末に進捗は残りませんが、先へは進めます。